本日は、東京都練馬区東大泉へ出張買取。
解体・建て替え前のお片付け整理でお呼びいただきました。
本日お売りいただきましたのは、三代目 徳田八十吉 (正彦)の彩釉 酒器、篠笛などの和楽器が多数ございましたので、丁寧に評価し、お客様にご満足いただける金額にてすべてお引き受けいたしました。
徳田八十吉は、初代から数えて100年以上受け継がれてきた九谷焼の陶工の名跡です。
中でも三代目徳田八十吉(正彦)は特に評価が高く、国の指定重要文化財(人間国宝)にも認定されている、彩釉磁器(さいゆうじき)保持者です。
昭和8年に石川県に生まれ、祖父は初代徳田八十吉、父は二代八十吉という恵まれた環境で育ちました。
きらびやかなグラデーションを作る「耀彩(ようさい)」という三代目徳田八十吉独自の技法は、色鮮やかで美しい作品は現代陶芸界から絶大な評価を得ています。
三代目徳田八十吉の作品は、丸い形状とグラデーションと細かい配色が美しい「恒河」や、最晩年2009年に手掛けた大皿「黎明(れいめい)」などが有名です。
徳田八十吉の作品は箱がついていると相場も高くなりますので、
できるだけ共箱・共布などの付属品と一緒に査定にお出しください。
五宝堂では徳田八十吉、吉田美統などの九谷焼 人間国宝作品ご依頼を特に歓迎しております。人間国宝作品だけではなく、尺八、篠笛、三味線、琴、琵琶などの和楽器やリトグラフ、ブロンズ作品など、骨董品や美術品を幅広く対応させていただきます。
経験と知識が豊富な査定士の確かな目利きで価値ある品を見極め、評価致します。
作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。