作家名 | 上村淳之 |
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作品名 | 雪中小禽 リトグラフ |
買取品目 | 版画・リトグラフ |
買取方法 | 出張買取 |
ご依頼地域 | 東京都小金井市 |
買取参考価格
15,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
お客様の声
近所のリサイクルショップに売りに行きましたが、納得が行く査定額ではありませんでした。
インターネットで見つけた五宝堂さんでは高額査定を謳っていましたので、 メールにて査定をお願いしたところ、近所のリサイクルショップより高く買い取って頂けるということで、お願いしました。
和楽器だけでなく、美術品、骨董品なども対応してるとの事で、他のも一緒にまとめて対応していただき、とても助かりました。また利用したいと思います。
五宝堂スタッフより
遺品整理にともないお声かけいただきました。
故人様の生前のご趣味でありましたリトグラフ、洋画などの絵画や、急須、茶注、茶托などの煎茶道具、琴、三味線などが多数ございましたので、1点1点、丁寧に対応させていただき、お客様にご満足いただける金額にてすべてお譲りいただきました。
本日お売りいただきましたのは、上村淳之のリトグラフ。
上村淳之(うえむら あつし)は上村松篁の長男、祖母は上村松園で、上村三代とも言われています。京都府京都市に生まれる、本名は淳。
上村家の美の系譜を受け継ぎ、繊細 で可憐な 花鳥画 や 動物画 を得意とし、緊張感のある空間表現を取り入れました。
しかし、淳之の描く鳥や花は、単に動物・植物を描いているのではなく、自然観、人間観や感性・思想を表現しています。
「絵を描くより鳥の世話をしている方が好き」と言うほどの愛鳥家で、父の残した アトリエ「唳禽荘」で約260種類、1,600羽を越える数の鳥を飼育しています。
掛軸の場合は、購入された時から入っている箱(共箱)は大切な箱で、共箱には上村淳之の自筆のサインと 落款 が押されています。
共箱は、保証書も兼ねており、有る・無しで、査定額は大きく変動します。
額装の場合は、共シール が大切な評価基準になります。
共シールとは、一般的に、名刺大で、額の裏側に貼られており、上村淳之の直筆のサインと題名が書かれ、落款が押されています。
日本画の場合ですと、「蔵シミ」や「ほし」と言われる汚れが出やすいですが、汚れや剥脱があっても、現状のまま拝見させていただければと存じます。
五宝堂では、上村淳之などの日本画作家のリトグラフ、シルクスクリーン、エッチング、木版画の取り扱いを強化しております。真贋不明な場合でもまずはご相談ください。また、尺八、篠笛、龍笛、琵琶、三味線、琴、小鼓、笙 (しょう)などの和楽器や古美術品、骨董品なども鑑定させていただきます。
査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。
上村淳之(うえむら あつし)
略歴
昭和 8 年 上村松篁の長男として京都に生まれる。祖母は上村松園。
昭和31年 新制作協会京都 日本画 部春季展に初入選。
昭和34年 京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)の専攻科を修了。
昭和47年 画号 を「淳之」とする。
昭和53年 第5回創画展に出品した作品が、文化庁の買い上げとなる。
昭和55年 第7回 創画 展で創画会賞を受賞する。
昭和59年 京都市立芸術大学 教授 となる。
平成 4 年 京都府文化功労者として顕彰される。
平成 6 年 松伯美術館館長に就任する。
平成 7 年 日本芸術院 賞を 受賞 する。
平成14年 日本芸術院会員となる。
平成22年 平城京跡に復元された第一次大極殿内の壁画が完成。
平成25年 文化功労者 として顕彰される。