作家名 | 原田泰治 |
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作品名 | ふるさとの四季 第九集 |
買取品目 | 版画・リトグラフ |
買取方法 | 出張買取 |
ご依頼地域 | 東京都国立市 |
買取参考価格
10,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
お客様の声
対応が早く良かったです。急な出張買取をお願いしましたが、快く対応してくださりとても良かったです。また清潔感のある鑑定士さんで、安心してお願いする事ができました。知人にも紹介したいと思います。またよろしくお願いいたします。
五宝堂スタッフより
本日は、東京都国立市へ出張買取。
遺品整理にともないお声かけいただきました。
お琴教室をやられていたので、琴、三味線、小鼓など多数ございましたので、1点1点、丁寧に対応させていただき、お客様にご満足いただける金額にてすべてお譲りいただきました。
また、リトグラフ作品や木版画作品も多数ございましたので、こちらもすべて出張査定させていただきました。
本日お売りいただきました作品は、講談社から1992年に発行されました、原田泰治 ふるさとの四季 第九集 全4作品、オフセット多色刷りによる春夏秋冬の4枚の複製画。
原田泰治(はらだ たいじ)は、1940年に長野県諏訪市で生まれ、1歳の時に小児麻痺にかかってしまい両足が不自由になってしまいます。
諏訪実業高校を卒業後、武蔵野美術大学洋画科に入学し洋画家を目指しますが、途中でデザインに転向したため、武蔵野美術大学商業デザイン科に再入学し、卒業後グラフィックデザイナーとして活動を始めます。
1973年に旧ユーゴスラビアの素朴画家イワン・ラブジンを新聞記事で知り、素朴画家を志すきっかけとなります。
グラフィックデザイナーの原田泰治の描く作品は「素朴画 (ナイーブアート)」と呼ばれ、対象を写実的に描写する具象的な絵画のことを指します。
ふるさとを題材にした日本の風景を描いており、平面的な塗り、人物の顔の目や口、鼻が描かれていないのが特徴的です。
地元の長野銀行の通帳とキャッシュカードは、原田泰治がデザインしています。
歌手のさだまさしと親交が深く、原田泰治の「さだおばさん」という作品を書店で目にしたことから交流が始まり、さだまさしが原田泰治の故郷である諏訪へ引っ越し、原田泰治の家の近くに自宅を建ててしまう程仲が良かったようです。
2人が出会うきっかけとなった「さだおばさん」は、後にさだまさしが監督となり1994年に映画化されました。また、さだまさしは地元の長野県にある「諏訪市原田泰治美術館」の名誉館長を務めており、また、原田泰治の絵を題材にしたジャカランダの丘、春待ち峠などがあります。
五宝堂では、リトグラフ、木版画、シルクスクリーンの出張査定を強化しております。
また、尺八、篠笛、龍笛、琵琶、三味線、琴、小鼓、笙 (しょう)などの和楽器、古美術品や骨董品など、幅広く対応させていただきます。
お手持ちの作品がございましたら、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。
原田泰治 略歴
1963年 武蔵野美術大学商業デザイン科を卒業後、デザイナーとして活動する。
1980年 第29回小学館絵画賞を受賞。
1982年 朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界展」を連載開始し、並行して全国で個展をする。
1989年 アメリカ合衆国各地で展覧会を開催。
1997年 長野冬季オリンピック競技大会での文化芸術祭に参加。
1998年 諏訪湖のほとりに諏訪市原田泰治美術館(名誉館長さだまさし)がオープン。
2000年 日本の全国各地20か所で「日本の童謡・唱歌100選展」開催。
2008年 上田電鉄1000系電車のラッピング車両「自然と友だち」のデザインを担当。
2009年 日本グラフィックデザイナー協会会員
2009年 クロアチア共和国ナイーブ美術協会名誉会員中国・上海金山農民画協会会員を務める。