本日は栃木県宇都宮市へ出張に行ってきました。
不動産会社様のご紹介で、家屋解体前のお片付け整理にてお呼びいただきました。
生前、ご趣味で収集されてた尺八などの和楽器、益子焼を中心とした陶芸作品が多数ありましたので、1点1点丁寧に拝見させていただき、高くご評価させていただきました。
栃木県と言えば益子焼ですが、益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたことに始まると言われます。
1924年、濱田庄司がこの地に移住し、「用の美」に着目した柳宗悦らと共に 民芸運動を推めるかたわら、地元の工人たちに大きな影響を与え、益子焼は 「芸術品」としての側面も、もつようになります。
濱田庄司・島岡達三・田村耕一・加守田章二など、有名作家の作品を中心に人気を集めており、骨董品市場においても皿・湯呑・酒器・茶器・壺・花瓶など幅広い種類の益子焼が取引されています。
益子焼を含む陶芸作品において、保存状態の良し悪しは重要な査定ポイントです。
本来価値が高いはずであっても、欠けや傷があるなど保存状態が良くないと、買取価格は下がってしまう恐れがありますので、見つけたときに売りに出すのをお勧めします。
また、古い時代の御道具は、リサイクルショップでは本当の価値がわからず安価になることが多々あります。
骨董屋ならではの審美眼で、貴重なお品物を一点一点丁寧に査定・評価することを常に心がけています。
査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。