こんにちは。骨董品・古美術品買取専門店の五宝堂でございます。
本日は茶室の整理のご依頼で、東京都台東区上野へ出張しました。十代三輪休雪(休和) 造 萩茶碗などの作家物の茶道具を中心に拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
三輪休雪(みわきゅうせつ) 買取査定のポイント
江戸時代より当代の十三代にまで、400年続く三輪窯という伝統ある窯元で代々襲名している陶芸作家としての名跡。
十代三輪休和と十一代三輪壽雪は「萩焼」の技術において重要無形文化財保持者(人間国宝)として認められており、高価査定が期待できる作品が多いです。
「茶碗」は茶道や観賞用として用いられたりと、出来、状態、流行、箱などによって買取相場価格は違いますが、特に「花月碗」「窯変割高台茶碗」「わり高台茶碗」「「シルクロード耳付大碗」「オーロラ碗」など「茶碗」作品は探しているというコレクターがいるため評価が高くなる傾向があります。
三輪休雪を含め陶芸作家作品では、「共箱」の重要性があげられます。
共箱とは作家本人が署名をした箱の事を言いますが、真贋の証明だけでは無く、作品に作家本人の箱書があるということは、作家自身が世に出すことを認めた作品となり、出来映えが良いと保証されているような意味合いもあります。
略歴
1633年 佐伯家と共に萩藩の御用細工人として召し抱えられる
1682年 初代佐伯半六が亡くなった時、二代目である子が幼少の為、藩名により、無田ヶ原の佐伯窯を継承。
1700年 毛利綱広の名で京都に行って樂家で楽焼き技法を伝習
1967年 11代目 襲名
1976年 紫綬褒章
1982年 勲四等瑞宝章
1983年 重要無形文化財萩焼保持者に認定
2003年 12代目 襲名
2019年 13代目 襲名
2019年 日本橋高島屋で「十三代 三輪 休雪襲名 雪嶺展」を開催
五宝堂では、三輪休雪をはじめ、陶芸作家の茶道具を集めております。
また、和楽器、書道具、掛軸、仏像(仏教美術)など、幅広い商品ジャンルをお取扱いしておりますので、遺品整理やコレクションの整理にはぜひ、ご相談ください。
茶道具に精通した鑑定士が1点1点丁寧に拝見させていただきます。
大量にあってもお任せ下さい。
蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。
現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。