木村盛和 作 油滴天目釉 茶碗などの茶道具

木村盛和 作 油滴天目釉 茶碗などの茶道具
木村盛和 作 油滴天目釉 茶碗などの茶道具
作家名
作品名木村盛和 作 油滴天目釉 茶碗などの茶道具
買取品目茶道具
買取方法出張買取
ご依頼地域東京都台東区

買取参考価格
200,000円

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。

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五宝堂スタッフより

こんにちは。骨董品・古美術品買取専門店の五宝堂でございます。

本日は茶室の整理のご依頼で、東京都台東区へ出張してきました。木村盛和 作 油滴天目釉 茶碗などの茶道具を中心に拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。

【木村盛和(きむらもりかず)について】(1921-2015)
木村盛和は、三浦竹軒の上絵付師、木村繁の長男として京焼の五条坂に生まれた陶芸家です。
物心がついた時から登窯のある街で父親の後姿を見ながら育ったことで、昭和12年、京都市立第二工業学校を卒業すると、商工省が所管する国立陶磁器試験所入所して、陶芸家の道を歩むことになりました。
試験所では職員として各地から送られてくる岩石や鉱物の耐火テストに従事し、鉱物からなる鉄釉(天目釉)の研究と素地の基礎的研究に着手された。
昭和17年1月から陸軍へ入隊。南支といわれた中国の華南へ派遣され、広東省へ、戦地に居ながら、その北隣の福建省には天目茶碗の故郷・建窯があり、「生きて帰れたら必ず天目をやりたい」と誓ったという。

伝統的な天目釉や鉄釉を長年研究しながらも、作品は氏独特の斬新なデザインと重厚なフォルムが
特徴的で多くのファンを魅了する。

陶印は「木村盛和」 「盛和之陶」 「盛」 「盛和」 など

略歴
1921年 京都市に生まれる。
1937年 商工省所管国立陶磁器試験所の教員として、鉄釉(天目釉)と素地の基礎的研究に従事。
1946年 京都の五条坂で陶業を開く。天目釉の研究をはじめる。
1956年 日本伝統工芸展出品。
1964年 日本伝統展優秀賞受賞。受賞作品は近代美術館が買上。
1969年 皇居新宮殿に油滴天目釉花器2点を納める。
1971年 日本伝統工芸展で監査委員。
1972年 日本工芸会理事。
1976年 福井県朝日町に移住。小倉見窯築炉。
1977年 NHK文化シリーズ 美をさぐる「天目茶碗に生きる」が放送。
1980年 登り窯を築窯。
1986年 福井県文化賞受賞。
1992年 高島屋で古希記念展開催。
2002年 高島屋で傘寿記念展開催。
2005年 京都府文化賞功労賞受賞
2008年 高島屋で米寿記念展開催。
2012年 高島屋で卒寿記念展開催。
2015年 ご逝去。その後もその作品は広く愛され、個展も開催されている。

【天目茶碗について】
木村盛和が得意とする天目茶碗は、中国が発祥のお茶道具です。
中国浙江省の天目山がある地域に留学した日本の僧侶が母国に持ち帰り、天目山の付近で焼かれた茶碗という事から天目茶碗と呼び現在に至ります。
当時は、“高台が小さく、口が広い”という造形的な面で差別化されていたが、現在では、その釉薬に特徴が見出されている。
「天目釉」という鉄を含んだ釉薬を使った陶器の総称として、親しまれております。

五宝堂ではコレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
時代物の1点物からお稽古道具まで幅広くお取り扱いしております。

大量にあってもお任せ下さい。
蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。

本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。

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