【レイモン・ペイネについて】
レイモン・ペイネは、1908年にフランスのパリで生まれました。
1922年にパリの産業装飾美術学校に入学し、首席で卒業すると広告代理店トルマー社に入社します。
イラストレーター・デザイナーとして幅広い仕事を手掛けました。
1939年に独立後、1942年に雑誌「リック・エ・ラック」に「ペイネの恋人たち・シリーズ」の連載が開始され、これが後の彼の代表作となります。1952年と1960年に国際ユーモア賞を受賞し、1987年にはフランスにて芸術・文芸勲章を受章しました。
1999年1月、90歳で死去しました。
第二次大戦中はレジスタンスの一員だっただけに「恋愛賛成、戦争反対」がモットー。
ときおり鋭い諷刺を見せるが、多くはメルヘン風のタッチで恋人たちの愛の姿を描きつづけ、世界中で親しまれている。
漫画のほか、挿絵、舞台装置、アニメーション、衣装デザインなど幅広く活動したフランスの世界的イラストレーター。
【版画・リトグラフの査定ポイント】
リトグラフは石版画とも呼ばれ、18世紀に発明された印刷技術です。この技術は、水と油の反発作用を利用し、石や金属板に描かれた図柄を紙に転写します。リトグラフは、その繊細な質感と豊かな色彩で知られ、多くのアーティストによって芸術作品の制作に用いられてきました。
【査定のポイント①】
リトグラフは作家によって価値が大きく異なります。著名で人気が高い作家のリトグラフは高値での買取が期待できます。
中古市場においては、作家に人気があるか否かでリトグラフのお値段は大きく変わってきます。
【査定のポイント②】
状態が良いかどうか
どの骨董品や美術品にも当てはまりますが、保存状態は査定金額に大きく影響します。
年代物の場合、経年によるヤケ、シミが発生しどうしても査定が下がることがあります。
【査定のポイント③】
付属品があるかどうか
保証書は箱など付属品の有無も査定のポイントになります。
シリアルナンバー、サイズ、アーティストの署名や証明書が付属することも価値を高める要因となっています。
鑑定書や証明書がある作品は本物であるという証明となり絵の価値も上がってまいりますので、有無をご確認下さい。
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