【香取正彦(かとり まさひこ)について】
(1899年(明治32年)1月15日- 1988年(昭和63年)11月19日)
東京生まれ、東京美術学校鋳金科を卒業。
仏像、仏具修理に従事し、父秀眞に従い、各地の金工品、梵鐘の調査を行う。
終戦後は戦争中に供出された仏具・仏像などの文化財修理・保護に尽力。
梵鐘制作を始め、比叡山延暦寺、成田山新勝寺、広島平和の鐘を手がけた。
これらの功績から1977年(昭和52年)4月25日には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
【鋳金(ちゅうきん)】とは、砂などで作った鋳型(いがた)と呼ばれる型に、
溶けた金属を流し込み、冷やして鋳型から取り出した後に、
研磨などをして表面を仕上げる金属工芸で、
古く弥生時代以来の長い伝統を有する古代の銅鐸や鏡、青銅器など
梵鐘や仏像、湯釜や鉄瓶などの制作に用いられてきた技術です。
【香取正彦の代表作】
・鋳銅花器
・青銅回文菱花器
・麒麟
・獅子
・正倉院御物柄香炉
・朧銀牡丹文花瓶
・朧銀熏鑪
・朧銀蝶文花器
・朧銀鳥装花瓶
・朧銀玉装花瓶
・朧銀羊耳花瓶 など
五宝堂では香取正彦などの鋳金作品ご依頼を特に歓迎しております。置物だけではなく、茶道具や仏像など、骨董品や古美術品を幅広く対応させていただきます。
経験と知識が豊富な査定士の確かな目利きで価値ある品を見極め、評価致します。
作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
大量にあってもお任せ下さい。
蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。