脇差 無銘 一尺五寸 約45cm 拵え 鍔 わきざし 日本刀

本日は遺品整理のご依頼で、東京都練馬区に出張してきました。脇差などの日本刀、甲冑、武具などを拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。

【刀剣・日本刀・脇差の査定ポイント】
日本刀の査定で重要なポイントは、【銃砲刀剣類登録証】があることです。
登録証のない刀は、「銃刀法[銃砲刀剣類所持等取締法]違反」となり売ることも、所持することもできません。

銃砲刀剣類登録証は日本刀の戸籍のようなもので、都道府県ごとに教育委員会が管理しています。
銃砲刀剣類登録証を紛失した場合は、すぐに所轄の警察署へ連絡してください。
教育委員会へも登録証の紛失を報告し、再発行の手続きを行ないます。

複数本所有している方だと、本体と登録証がバラバラになっていることがありますので、査定に出す前に必ずご確認ください。

【査定のポイント①】
状態が良いかどうか

どの骨董品や美術品にも当てはまりますが、保存状態は査定金額に大きく影響します。
刀剣の場合、歯切れ、刃こぼれ、錆などがある場合は査定金額が低くなってしまいます。

【査定のポイント②】
無銘か在銘か

日本刀の「銘（めい）」とは、刀に刻まれた刀工の名前や作られた年月などの情報です。
刻まれる情報はさまざまで、脇差の価値を見極める際の重要なポイントになります。
有名な刀工が手がけた脇差など、歴史的価値が評価されれば高値になります。

【査定のポイント③】
鑑定書があるかどうか

刀剣、刀装具には贋物が多く、物の真偽は重要な査定ポイントとなります。

日本美術刀剣保存協会の鑑定書が付属されているのかどうかは査定金額に影響してきます。
鑑定書があることにより、正真(偽りのない本物)として扱われます。

五宝堂では日本刀をはじめ様々な骨董品を扱っております。
槍、甲冑や古い昔の鎧や兜、立物、小具足、羽織、一式揃っている当世具足はもちろん、兜のみ、小具足のみ、面頬のみなどでもお買取させて頂きます。

大量にあってもお任せ下さい。
蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。

本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。