

作家名 | 村瀬治兵衛 |
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作品名 | 刷毛目 吸物椀 十客揃 |
買取品目 | 茶道具 |
買取方法 | 出張買取 |
ご依頼地域 | 東京都千代田区 |
買取参考価格
30,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
五宝堂スタッフより
【村瀬治兵衛(むらせ じへい)について】
村瀬治兵衛は愛知県名古屋市生まれの木地師、漆師です。
初代から現在の三代まで続いており、木地師として木材選び、素地づくりから塗師の仕事である漆塗までを全工程を一貫して漆芸作品を制作している。
村瀬治兵衛といえば特に根来塗(ねごろぬり)の作品の人気が高く、伊勢丹や三越など各地で個展も開催しており、平成22年には東京国立近代美術館工芸館 「現代工芸への視点 茶事をめぐって」にも出品しています。
薄手と荒挽きの両方を使いこなす器用さがあり、魯山人の器などを作っていた初代の功績も、茶の湯の世界では有名です。
【略歴】
1987
初代 村瀬治兵衛、木地師の家系に生まれる。
1976
初代村瀬治兵衛引退。二代目に代を譲る。
2001
二代村瀬治兵衛引退。三代目に代を譲る。東京国立近代美術館工芸館 「現代工芸への視点 茶事をめぐって」にも出品している今注目の漆芸作家である。
【茶懐石道具の査定ポイント】
懐石道具は、茶事にだされる食事つまり懐石料理に使う道具です。
茶事の中心は濃茶ですが、濃茶の味をより美味しく味わってもらうために、その前に料理を出します。
よく会席料理と混同されますが会席料理はお酒を楽しむための料理であり会席料理は「茶懐石」とも呼ばれます。
料理内容や提供目的が大きく異なる「懐石」と「会席」ですが、起源は同じであるため使用する道具は会席料理も茶懐石も共通しています。
ただし、茶懐石で使用する道具は会席で使用する道具に比べると「茶の湯」にあった質素な趣のものが多いようです。
道具は「懐石家具」と呼ばれる漆器類、「懐石器物」と呼ばれる陶磁器類、「酒器」「箸」に分けることができます。
懐石家具:折敷、椀、八寸、飯器、杓子、湯桶、盆、脇引など
懐石器物: 向付、 焼物鉢、 香物鉢など
酒器: 銚子、 盃、 盃台、 徳利など
箸: 食箸、 菜箸、黒文字、楊枝など
【査定のポイント①】
有名作家の作品かどうか
千家十職や有名な陶芸家、漆芸家などの作品は高価買取を期待できます。
【査定のポイント②】
状態がよいかどうか
茶懐石道具に限らず、買取においてコンディションの良さは非常に重要なポイントとなります。
割れ、カケ、ヒビ、漆や金彩などの剥げ、キズやシミなどがあると査定額が低くなってしまいます。
【査定のポイント③】
一式揃っているいるかどうか
懐石家具は折敷、両椀、煮物椀、吸物椀、八寸などがセットとなっているほか、懐石器物は5客1セットなど、いずれの場合も複数の種類や数を合わせて一揃えとなっています。
単体でも買取に出すことはできますが、セットが一式揃っていると高価買取を期待できます。
五宝堂ではコレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
時代物の1点物から、茶碗、水指、茶入、香合、茶釜、茶杓、鉄瓶、茶棚、お稽古道具まで幅広くお取り扱いしております。
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本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。