

作家名 | 田崎広助 |
---|---|
作品名 | リトグラフ「桜島」版画 |
買取品目 | 版画・リトグラフ |
買取方法 | 出張買取 |
ご依頼地域 | 東京都中央区 |
買取参考価格
15,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
五宝堂スタッフより
【田崎広助(たさき ひろすけ)について】
1898年、福岡県八女郡北山村(現・八女市立花町)生まれ。
本名は広次。1917年福岡県師範学校(現福岡教育大学)第二部卒業、坂本繁二郎に師事。二科展出品後の1932年から1935年渡仏。帰国後1939年一水会の創立に参加。1949年より日展審査員、58年日展評議員、67年理事、78年顧問。61年日本芸術院賞受賞、67年日本芸術院会員、68年勲三等瑞宝章受章、74年ブラジル政府コメンダドール章オフィシエ章受章、1975年文化勲章受章、文化功労者。
【田崎広助の買取相場について】
田崎広助の買取り価格は数千円~数十万円と幅広く、作品の出来や大きさ・種類・いつの時代の作品かなどによって評価させて頂きます。独特の画風が際立つ晩年の作品は、より高い価格での買取が可能です。
また、富士山をはじめとする山をモチーフにした作品は、田崎広助の作品のなかでも人気があり、高額での買取になる傾向がございます。
田崎広助の作品の主要なモチーフとして知られているのが、日本の山です。山を描いた数々の名画を残した田崎広助は、「山岳画家」とも称されました。故郷・九州にある阿蘇山や桜島のほか、富士山をモチーフにした作品も人気があります。パリに留学して西洋画の画法を身につけながらも、油彩画の基本である遠近法をあえて取り入れず、日本画の影響を伺わせる平面的な画法を用いて作品を描きました。対象を太めの輪郭線で描き、くっきり際立たせた大胆な画風で、山々の壮大さを巧みに表現した画家です。
日本の山を精力的に描き続けた田崎広助が晩年に描いた「箱根の朱富士」は、印象的な縦構図によって豪快に富士を描き切った名画であり、田崎広助の代表的な作品と言われています。
【査定のポイント】
その①
多くの山々を描いた山岳画家ですが、風景画や静物画も作品としては数多く制作しております。ですが、田崎広助作品で高額査になりやすいのは山を題材にした作品です。特に、阿蘇山や富士山です。海外での受賞歴もある人気作家ですので、人気図柄でなくとも買取対象になります。
その②
油彩作品以外にもリトグラフ作品も制作しております。勿論、リトグラフ作品でも買取価格はお付けできますが、本画に比べると査定額は下がります。又、どんなに人気のある作風であっても保存状態も影響致しますので、1点1点の作品で買取価格が変わってきます。 又、サイズの大小でも変動します。
五宝堂では、田崎広助をはじめ、絵画作品を集めております。
また、茶道具、書道具、屏風、甲冑など、幅広い商品ジャンルをお取扱いしておりますので、遺品整理やコレクションの整理にはぜひ、ご相談ください。