【小野具定(おの ぐてい)について】
野具定は、1913年に山口県で生まれます。上京して1931年から川端画学校で洋画を学びますが、日本画に転向します。東京美術学校日本画科在学中の1938年に大日美術院展で『小春』が入選し、同校を1939年に卒業します。1947年から児玉希望に師事し、日展で『木枯の頃』が入選となるなど数々の展覧会で受賞を重ねます。1971年の第1回山種美術館賞展で『捨てた場所』が美術館買い上げとなるなど創画会で活躍し、2000年に86歳で逝去しました。
小野具定は白と黒の強いコントラストが印象的な作風です。
その題材は、東北や北海道の厳しい風土に暮らす人々、海、漁村を題材にした風景を得意とし、数多くの作品を残しています。
他にも家屋や山なども好んで描き、日本画の他にも油彩画やエッチングなどの版画作品も手掛けています。
力強い独特の作風で高く評価され、新たな日本画の表現に挑戦し新日本画の成立に寄与した日本画家としても有名です。
中古市場で人気の高いお品物もやはり、小野らしいダイナミックな海の描かれた風景画が人気です。
五宝堂では日本画などの絵画作品ご依頼を特に歓迎しております。絵画だけではなく、尺八、三味線、琴などの和楽器や茶道具、仏像、屏風など、骨董品や美術品を幅広く対応させていただきます。
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