この作品について
常滑焼、万古焼などの煎茶道具や琴、尺八などの和楽器がたくさんございましたので、1点1点丁寧に査定し、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
茶道というと「茶の湯」として抹茶を使ったお点前がありますが、他にも煎茶や玉露を使った「煎茶道」 というお点前があります。
急須などを用いて煎茶、玉露などの茶葉に湯を注いで飲む形が煎茶道ですね。
高遊外売茶翁が煎茶を通じて煎茶道の精神や基礎をつくった人物として「中興の祖」と言われています。
煎茶の家元で有名なものには小川流、花月菴流、黄檗掬泉流、小笠原流など39の流派が全日本煎茶道連盟に加盟しています。
煎茶道具 ( せんちゃどうぐ )
煎茶の風習が中国から伝えられたこともあり、初期には、中国から渡って来た道具を主として使用していましたが、日本での煎茶の発展、飲まれるお茶そのものの変化に応じて、新しい道具も作られるようになりました。
煎茶の道具は種類も多く、その名称も耳なれないものが多く、同じ道具でも異なったいろいろな呼び方をされることも度々あります。
また、同じ道具でも、流派によっては、使う場合と使わない場合があったり、また同じ名称でありながら別の道具をさすこともあります。
煎茶道で使用される主な道具には以下のようなものがございます。
- 急須、宝瓶(泡瓶)、茶銚とも
- 茶碗もしくは茗碗
- 茶托
- 湯冷まし
- 涼炉もしくは瓶掛
- 茶壺 (煎茶道)、茶心壺、茶入
- 瓶掛、灰炉、火炉とも 「瓶掛」は小型の火鉢
- 建水、納汚(のお、のうお)、零し
- ボーフラ(湯罐とも)もしくは土瓶
- 仙媒、茶量、茶合、茶則
- 水注もしくは水差し
- 巾筒もしくは巾盒
- 炉屏もしくは結界
- 茶櫃
- 提籃
- 器局
竹工芸の作家では、田辺竹雲斎、前田竹房斎、早川尚古斎、和田和一斎、飯塚琅玕斎、飯塚小玕斎、飯塚鳳斎、鈴木玩々斎などが高価買取対象です。
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